2009年01月13日

渡辺喜美氏、離党届を提出…“刺客&兵糧攻め”の恐怖

 自民党の渡辺喜美元行革担当相は13日午後、秘書を通じて離党届を提出した。党内では「反麻生」の離党予備軍がうごめいているが、「刺客」や「兵糧攻め」への恐怖もあり単独離党に止まる見込み。ただ、渡辺氏は次期衆院選前の新党結成も視野に、第3極結集を目指す考えで、今後の動向次第では一気に離党者が出ることも予想される。

 「選挙区のない小泉チルドレンや、選挙情勢調査で民主党候補に大差をつけられている自民党議員は離党予備軍といっていい。最低十数人はいる。ただ、動くには早過ぎる。渡辺氏の行動がどれだけ国民の支持を得るかに注目しているようだ」

 自民党ベテラン秘書はこう語る。

 離党届提出を前に渡辺氏は13日午前の民放テレビ番組に出演し、離党後は地方の首長や議員らと連携して地方分権を目指す「国民会議」を立ち上げると説明。将来的には「政党は有力な手段だ」とし、新党結成も視野に入れていることを明らかにした。

 渡辺氏はこの後、記者団に国民会議設立に向け月内にも準備会合を開く考えを示した。

 永田町有力筋は「無所属の江田憲司衆院議員や選挙区のない小泉チルドレンなどとの連携を模索しているはず。大阪府の橋下徹知事には断られたが、宮崎県の東国原英夫知事など改革派知事などもターゲットだろう」と話す。

 これに対して、自民党幹部は「渡辺氏と共に離党したり行動する人は党内にはいない」と断言する。渡辺氏のように強固な地盤(選挙区)とカバン(資金)を持つ恵まれた議員は数少ないうえ、「離党には大義名分がない」(同)との見方が強いためだ。

 実際、自民党の細田博之幹事長は昨年来、「離党すれば刺客を送るだけだ」と公言している。解散・総選挙は早くても09年度予算成立後の4月から6月とみられており、現時点で離党すれば、自民党の刺客候補に選挙活動をする時間を与えてしまうだけでなく、選挙戦の兵糧になる政党助成金も受け取れなくなってしまうのだ。

 ただ、報道各社の世論調査で、麻生内閣の支持率が軒並み10%台に落ちる中、離党予備軍たちの不安は日に日に高まっている。これを見越してか、民主党の菅直人代表代行は「離党すれば十分、いろいろな形で協力し合える」と述べ、自民党離党者とは選挙区調整なども行う用意がある考えを示唆した。

 新たな同調者への誘い水だが、離党予備軍はどう判断するのか。

1月13日17時00分infoseekニュースより
posted by チロ at 21:51| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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