大相撲の横綱・朝青龍(26)=高砂=が厳罰処分を受ける可能性が出てきた。朝青龍は25日、腰の疲労骨折などで全治6週間との診断書を協会に提出し、8月3日からの夏巡業の休場が決まった。ところが本人は24日にモンゴルへ帰国。さらに母国でサッカー元日本代表の中田英寿氏とともに親善試合への参加が発覚。協会は一連の行動を問題視。27日に巡業部が処分を求める緊急会議を開くことが判明した。結果いかんで朝青龍の力士生命が危機に立たされる。
朝青龍に仮病疑惑が浮上した。V21を達成した翌日の23日、名古屋市内の病院で診察を受け腰の疲労骨折と診断された。この日午前に開かれた理事会で師匠の高砂親方(元大関・朝潮)が診断書を提出し、夏巡業の休場が認められた。ところが、朝青龍はすでに24日にモンゴルへ帰国していたのだ。
理事会に出席した理事によると北の湖理事長から高砂親方へ「骨折という重症なら入院先の病院など報告してほしい。モンゴルへ帰国するにしても治療に専念し、誤解されるような行為を取らないように」との通達が出たという。理事長の不安は数時間後に的中する。
ウランバートルで朝青龍は現地を訪れていた中田氏と合流。中央スタジアム練習場での日本人の子どもたちの親善試合に飛び入り参加したのだ。元気にグラウンドを走り回りゴールも決めた横綱。この姿を日本のテレビ局が夕方のニュース番組で放送。巡業を休むための仮病ととらえかねない行動が白日の下にさらされたのだ。
巡業は協会にとって本場所と並ぶ柱。今回の夏巡業は17か所を回る久々の長期巡業だった。しかも、名古屋で22場所ぶりの東西両横綱がそろい地方のファンは両横綱の土俵入りを心待ちにしている。朝青龍はV21を達成した直後だけに目玉の存在。それが仮病と疑われる行為での休場では協会も問題視せざるをえない。
巡業部は27日に処分を求める緊急会議を招集することを決定。各親方は今回の横綱の行為に激怒しており最悪、廃業を含めた厳罰を求める声が相次ぎそうな雲行きだ。
7月26日8時4分infoseekニュースより
2007年07月26日
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